2019.10.26-27 一箱古本市inメディアシップ

久しぶりの更新となってしまいました。

本日は、久々に参加させていただいたブックイベント『一箱古本市inメディアシップ』のご報告。

仕事の都合で基本的に土日のイベントには参加できないという、せつない事情がある青鹿文庫なのですが、今回は思い切って休みをもらい、10月26日・27日の両日出店させていただきました。

会場となった新潟日報メディアシップは新潟市の中心部・万代エリアにあり、買い物と合わせて足を運ぶ人も多い施設です。

今回の一箱古本市は新潟日報事業者70周年記念イベント『本と出合おうinメディアシップ』の一環で行われました。

一箱古本市の開催された2日間、それぞれ約20のお店=20の箱が並び、なかなかに壮観の眺め。全体的に、新潟市近辺で行われる古本市でおなじみのメンバーが多かったように思います。

こちらは1日目(26日)の青鹿文庫のブース。開場したばかりの時点です。

写真に写っている面だしの本はいずれももらわれていきました。

□はじめアルゴリズム(1)  三原和人(講談社)
…数学がテーマという珍しい作品。難しい数式や定理は必要なし。ただ自然に隠れた数学の美しさに心打たれればよい漫画。

□ペンギン空を飛ぶ  (エクスナレッジ)
…まんまるのペンギンが躍動する姿が満載の、魅惑の写真集。本当に魅力的な鳥だ。

□チョウは零下196度でも生きられる  太田次郎 (PHP文庫)
…タイトルの話も含め、色々な生物のウソみたいなほんとの能力が多数紹介されている。


1日目の途中からは本の紹介POPも少し書きました。汚い字でもしゃもしゃ書きなぐりましたが、それを見て足を止めてくれる方もいたので良かったです。
(印字よりも汚い手書きのほうが目に付くのかも)

いつもTakeFreeで置いてるしおり。今回は新しいバージョンです。30分クオリティ。

こちらが2日目のブース。初日よりごちゃごちゃしてますね。一箱には収まる冊数です。

□シートン動物記(1)  A.シートン(偕成社)
…古典ですが最近は読む人も少ないようなので出してみました。シートンの画家としての側面について熱く語ったところ、それを聞いたお客様にお求めいただきました。うるさくてすみません。


そのほか、大小合わせて数十冊の本が青鹿文庫箱からお嫁に行きました。1冊1冊、お求めいただいた時のことをはっきり覚えています。旅立った先で、誰かの好奇心の源泉となれますように。

↑店主近影。

今回の一箱古本市では、運営のニイガタブックライト様による過去の古本市のチラシが飾られたり、写真の上映があるなどの素敵な計らいがありました。

また、全国の新聞社の出版部の本が販売されるブックフェアや(目録もらい忘れた!!!)、地域の出版についてのトークショーなども開催され、充実の内容だったと思います。


本に関連するしっかりとしたイベントが開催できる土地柄は、とても良いものですね。青鹿文庫の地元は最近「本屋のない自治体」の仲間入りを果たしました。そのせいか、地元と新潟市をどうしても比べてしまう。ただただ(いいなぁ…)と思いまくった2日間でした。


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運営のニイガタブックライト様、お世話になりました。
ビビりで手続きも上手にできない青鹿文庫ですが、ニイガタブックライト様の丁寧なお心遣いのおかげで、安心して出店させていただくことができました。

会場となった新潟日報社様、ありがとうございました。
広く、大きな窓のおかげで明るい会場は、とても居心地が良かったです。雨の影響がないことはなによりもありがたいと感じました。

出店者の皆様、お疲れさまでした。
どのお店も大変なこだわりや愛を感じ、一本好きとして同じイベントに参加できたことをうれしく思います。


またどこかで青鹿文庫としてお会いできる日を楽しみにしております!

AOSHISHI BUNKO

新潟で活動している青鹿文庫(あおししぶんこ)です。 一箱古本市などブックイベントへの参加、科学書を中心とした読書の記録などをしています。

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