2019年のご挨拶+一箱古本市@池田記念美術館のご報告
2019年に入り、もう1か月近くがたとうとしています。
大変遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
「青鹿文庫」の屋号を名乗り始めて早2年。
2018年は初めての(対人)一箱古本市へ参加し、勢いでウェブサイトもつくり、それまでになかったヒトとの交流が生まれるなど…いろいろと新しい読書活動ができた1年でした。
尊敬する先達の皆様に比べたらゆっくりとした歩みですが、自分のペースでこれからもやっていきたい所存です。
2019年もなにとぞよろしくお願いいたします。
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本年1発目の活動として、南魚沼市の池田記念美術館で行われた一箱古本市に参加させていただきました。
開催期間は2019年1月6日~15日。無人タイプの放置型古本市です。
期間中には人気のクラフトイベントも開かれるなど、多くの方に立ち寄っていただきました。
本の品ぞろえは相変わらず、「科学系の本+読み終わった小説など」。
本当は1冊1冊について「こんなところが面白かった!」「ここがおすすめ!」というのをアピールしたいのですが、なにぶん”帯”をつくるセンスがないし、うまく作らないとディスプレイ上野暮な気がして、ずっと悩んでいました。
ということで今回挑戦したのは、”出品目録”の作成です。
本屋でキャンペーンの本を紹介する冊子(なんていうのかな?ありますよね?)をみると、紹介文だけでつい買いたくなってしまうことがあります。
今回箱に入れる本の紹介文やおすすめポイントを書いて、置いとけば誰か見てくれるんじゃないかな…と思ったんです。
いざ作り始めると、言葉遣いやレイアウトなど一筋縄ではいかず、何日もかかってしまいました。
会場では箱にクリップ止めしていましたが、見てくださった方もいたようだったので、良かったです。
会期中に一度だけ、本の補充をするために会場へ出向きました。
一箱古本市の大先輩である「やまぼうし文庫」さん、「コロモ書房」さん、「うつろ堂」さん方にお会いでき、浮かれました。
Twitterでずっとストーカーしていた「亀福象」さんにもお目にかかれて、光栄の極み。
また、主催者側で申し込み時からずっとお世話になっていた「マルト書店」さんにも大変良くしていただきました。
これまでただの[ちょっと本が好きな人]でしかなかった青鹿文庫ですが、イベントなどに参加するようになってからは想像もしていなかったような新しいご縁に恵まれています。
小さくてもアンテナを張り始めると、それまでそばにあっても気付かなかったモノ・コト・ヒトが見えてくるようになるんだと、しみじみ感じているこの頃です。
池田記念美術館での一箱古本市を主宰してくださった皆様、素敵な一箱の店主諸兄、そして足をお運びくださったお客様方にこころより御礼申し上げます。
ありがとうございました。
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