2018.08.03-05「一箱古本市in十日町情報館」に参加。
2018年8月3日~5日にかけ、新潟県十日町市にある十日町情報館で『情報館フェア』が開催された。
毎年夏に開催され、ワークショップやゲストを招いてのコンサート、閉架書庫の開放など、毎年さまざまな体験をさせてくれる、図書館好きにはたまらないイベント。
昨年(2017年)の『情報館フェア』で初開催された一箱古本市が、青鹿文庫にとって初めての出店でした。
若いころから良く知った図書館であることに加え、開催中に店番しなくていいという気軽さも相まって、引込み思案の青鹿はまんまと転がり込んだのです。
そして今年、第2回目の一箱古本市がめでたく開催され、青鹿文庫も再度の出店を果たしたのでした…。
約10日間の開催だった昨年に比べると、今年は3日間とコンパクトになった『一箱古本市in十日町情報館』。
開催日数が短いとはいえ、夏休みの図書館は老若男女の巣窟。
しかもお外では3年に1回の怪物級イベント『大地の芸術祭 アートトリエンナーレ2018』の開催中。
おのずと準備に気合も入る…はずだった。のだが。
なんということでしょう。
フリーペーパー、帯、ブックカバー、什器もろもろ…身辺が忙しくてちっとも準備が進まない!
かろうじてフリーペーパーが完成したのは搬入の前日、しかも大したこと書いていない(デザインも微妙)!
もっと作り込みに専念したかった、というのが本音でした。
前日にバタバタと搬入し、開催中はちっとも現地に訪れることができないまま、あっという間に最終日。
17時までの開催で、情報館にたどり着いたのは16時50分…。
数分だけ他の箱を見せていただいたのだが、皆さん(当方含め全25箱)見た目や中身がおしゃれ…!
びっくり。
レベルが高い、と断言できるほど他のイベントを知らないのだけれど、どの箱も本当に素敵でした。
(仕事がなくてふつうにお客さんで来たら、確実に散財するな…)と。
青鹿文庫はいつも通り、一般科学書+ミステリの多い品ぞろえでした。以下に箱に入っていた本、一部をご紹介。
▽解剖学教室へようこそ(養老孟司)▽トウガラシの世界史(山本紀夫)▽世界の古書店Ⅱ(川成洋)▽エナガのねぐら(松原卓二)▽超ミクロ世界への挑戦(田中敬一)▽宙ノ名前(林完次)▽ソロモンの指輪(C.ローレンツ)▽生物の小辞典(石浦章一、小林 秀明、 塚谷 裕一)▽重力の達人(田中輝彦)
…などなど。
お手に取っていただいたお客様、誠にありがとうございました。かわいがってやってください。
新潟の一箱古本市などでもご一緒させていただいた「やまぼうし文庫」様や「古本いと本」様、いつもお世話になっている「コロモ書房」様、「うつろ堂」様、当方をご存じいただいていた「マルト書店」様など、ほかの箱の店主さんともお話できまして。僥倖。
こうやって少しずつ人の輪が広がっていくんだな…面白いな…と、人見知りにとっては新鮮な感情が芽生えました。
参加された皆様、また、スタッフの皆様、大変お疲れ様でした。
帰り際には別室で行われていた『マイバッグ作り』にも参加。
本用ということで、Bookとしました↓
今回も楽しく参加させていただいた『一箱古本市in十日町情報館』、そして『情報館フェア』。
来年も楽しみにしています。
青鹿文庫はまた近いうちに皆様のお目にかかれるかもしれません…。
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