【映画】好奇心を刺激するおすすめの”科学の映画”を紹介したい(随時更新)

青鹿文庫、あまり映画には詳しくないのですが…科学や科学者に関連するものはなるべく見るようにしています。

こちらは、これまでみた”科学に関係する映画”をまとめていくページです。

「おすすめ度」はあくまで個人的な評価ですので、なにとぞ。

(随時追加)


【生物】


『オデッセイ』(2015年、原題: The Martian)

火星探査に訪れていた主人公ワトニーは、いろんなトラブルがあって火星に置いてきぼりに。
一人ぼっちの火星生活。仲間の救助が来るかもしれないその日まで、いかに命をつなぐのか…。
幸いなことに、ワトニーは植物学者(+エンジニア)だったのです!
さあ、畑をつくるぞ!!

おすすめ度:★★★★☆



【物理】

『博士と彼女のセオリー』(2014年、原題:The Theory of Everything)

2018年に亡くなったスティーブン・ホーキング博士の生涯を描いた映画。
この作品が完成したときホーキング博士はまだご存命で、試写の際には涙を流されたといいます。
映画の後半で使われている合成音声は、実際に博士が入力し、使われたものだそう。
ユーモアのある人柄が伝わってきました。

あと主演の俳優さんの演技がすごい。素敵な人でした。


おすすめ度:★★★★★





【数学】

『ビューティフル・マインド』(2001年、原題: A Beautiful Mind)

ゲーム理論を提唱者した天才数学者ジョン・ナッシュのおはなし。
研究の内容にはほとんど踏み込まれません。
どちらかというと、彼の人生や、彼を支えた人々との絆…みたいな方が主題でした。
けっこう精神にくる。

おすすめ度:★★★☆☆



『奇蹟がくれた数式』(2016年、原題:The Man Who Knew Infinity)

もはや伝説的な存在、インド出身の数学者ラマヌジャンが主人公。
卓越した成果を残しながらも早世したラマヌジャンは、その発想を「神様が教えてくれるんだ」という風に語ったそうですね。
ラマヌジャンの恩師となったハーディは、生物の集団遺伝学における『ハーディ・ワインベルクの法則』を発見した人物としても知られています。


1900年代初頭の、イギリスのアカデミックな雰囲気も素敵です。
素敵なおじさま科学者たちがみられます。

おすすめ度:★★★★☆



『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(2014年、原題:The Imitation Game)

世界大戦時、解読不可能といわれた「エニグマ」に挑戦した数学者アラン・チューリングの物語。
「エニグマ」はソ連が使っていた暗号機の名称。
暗号文をエニグマに入力することで意味のある文章になる、いわば変換機のようなものです。

159,000,000,000,000,000,000通りにもおよぶエニグマの設定を毎日変えることで、その機密性を保つことができました。
これだけの数の設定を手作業で試していると、次の日になって設定が変わり、一日の成果がパーというわけです。

チューリングは今でいうところのコンピュータを設計し、さらに暗号の設定をより早く見つけ出すためのカギを手に入れて、解読に成功します。
そのいきさつは本編にて。

おすすめ度:★★★★☆

AOSHISHI BUNKO

新潟で活動している青鹿文庫(あおししぶんこ)です。 一箱古本市などブックイベントへの参加、科学書を中心とした読書の記録などをしています。

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